第二章

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健治『あれー香織ちゃんには言ったことないけどなぁ!!』 香織『あんた本当にあぁ言えばこぉ言う!!』 健治と大輔は怒った香織を見て笑う 麗『この三人は小さいときからの幼なじみなの!』 優『だからこんなに仲良いんだ!』 健治・大輔・香織『仲良くないから!!!………………………あっ…………』 それを見て優は爆笑 優『やっぱり仲良しじゃん!』 三人は恥ずかしがりジュースをチューチュー飲み出した 麗『でも優って本当に可愛いよねぇ!彼氏とかいないの?』 優『全然!彼氏も彼女もいた覚えがないよ!』 大輔『おいおい!彼女いたらビビるっつうの!』 四人は笑い出した 香織『もしかして優って天然なの?』 優『え?天然?』 健治『天然も知らないのかよ!天然ボケだよ!』 優は天然ボケがなにか知らないがとにかくボケという響きが納得行かなかった 優『やだ!絶対違うからね!!』 大輔『天然に限って否定するんだよな!』 麗『優っておもしろいねー!』 盛り上がる四人 (ハハハ…天然っていったい…) 優は1人笑いながらも天然について考えていた トントン 突然優の肩を誰かに叩かれた 振り向くとそこには見慣れた蛍雪学園の制服 ?『こんにちは優ちゃん!』 優『だれ?』 ?『忘れちゃったのかい?ホームルームのときに僕と目があったじゃないか!ハハハ!恥ずかしいんだな!』 そう言うと指で頭をチョンとつつかれた 優はその行為の意味は分からないが無性にイラっときた 麗『パフェが不味くなってきたぁ…』 麗は不機嫌な顔になった よく見ると香織も健治も大輔もだ 健治『龍(リュウ)…なんか用なのか?』 龍『イヤイヤ!優ちゃんの顔みたくてさ!僕の名前は北見龍(キタミリュウ)さ!覚えてといて!じゃぁね!』 そう言うと紙をテーブルにおき去っていった 外には無数の女が待っていた 『あの女に龍なにやってたのよ!』 『早く遊び行こ!』 そうして群れは去っていった 麗『考えられない!あの男のどこにあんなに集るんだか!!』 イライラとパフェを食べる麗
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