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それから二時間子供と何かはみっちり話し合った
ここは人間界だということ
弁天は決して怪しくないこと
ここに来た目的は婿か嫁探しであること
弁天は決して怪しくないこと
人間には性別があること
弁天は決して怪しくないこと
ここでは17歳であること
なぜか弁天の歳は秘密であること
やっぱり弁天は怪しいこと
?『まて!じゃあ私は人間界の性別というのではどっちなんだ?』
弁天『そうなんすよ!それが難しいところなんですよ!貴方は自分がどっちだと思います?』
逆に質問され子供は焦る
?『いや…まず男というのを知らない…そして女というのを知らない…』
子供はうつむいた
弁天『えーと……男ってのは神様みたいな人です!そして女ってのは母君様みたいな人です!』
子供は更に悩む
?『尚更わかんない…私はどっちに似ている?』
弁天『今決めなくてもいんですよ!これから決めていただければ!』
?『どういうことだ?』
弁天『いいですか!あなたは男になろうと思えば男になれますし!女になろうと思えば女になれます!』
?『……え?』
そう言うと弁天は奥から何かもってきた
手には服があった
?『これは?』
弁天『女の服です!まず着てください!』
子供は言われるがままに服を着た
弁天が言うには女の服の特徴として「スカート」があるらしい
服を着終わると弁天は鏡を持って来た
弁天『いいですか?これが女です!』
?『こっこれが…女かぁ…』
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