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蛍雪学園
優『ハァ…ハァ…なんなんだあの坂は…ハァ…人間は毎朝これを…ハァ…上るのか…』
優がこれくらいなるのも無理はない
蛍雪学園の坂はあり得ない長さと角度が自慢の坂である
優『着いたぞ…ハァ…職員室…ハァ…ハァ…職員室…』
優は玄関を行ったりきたりしていた
?『お嬢ちゃん!何か探し物かい?』
振り替えると小柄なおっさん
優『ハァ…職員…ハァ…室を……』
おっさん『ついてきなさい、案内してあげますよ!』
そう言うとおっさんは歩き出した
優もその後を着いていく
職員室
おっさん『ここだよ』
優『ありがとうございました!』
おっさんは一礼をして職員室に入っていった
(ここな人なんだ…どうりで詳しい…)
関心していると後ろから肩を叩かれた
?『あなたは斎藤優さんね?』
振り向くとかなぁりキツメの顔をしてるが実は意外と美人だったりする女の人が立っていた
?『もう一度問う、あなたは斎藤優さんね?』
氷のような視線が突き刺さる
優『…………はい…いかにも…』
斎藤優だとわかると女の人は手を出してきた
ビビって優は少し構えたがそれは握手だとすぐにわかった
?『私の名前は戦国、戦国恭子よ、よろしく』
(せ………戦国!!?)
優はあまりの名前のインパクトにジワリと汗をかいた
優『おっおっお世話になります!』
戦国『でわ校長に挨拶に行きますよ』
そう言うと戦国はすぐとなりの校長室に入っていってしまった
優もおどおどと入っていった
?『君が転校生か!?』
(どこかで聞いたことがある声…)
顔をあげると座っていたのはさっきの小柄なおっさんだった
優『あぁ!どうも!』
戦国『どうもじゃないでしょ!』
戦国は軽く、いや優にとって強く脇腹を突いた
優『ぐふっ…アハハハ』
普通なら道案内してくれたおっさんが校長先生だったなんて漫画でよくあるビックリワンシーンだが天界には校長は居ないため優には校長のスゴさがわからないのである
戦国『でわ教室に行きますよ』
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