ぴ、ピンチ?!

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振り返るとガラの悪い 三人のうちの一人が、笑顔で話してきた 私は嫌な予感がした…なんだろ… 足がつって動かない… 「凛子先輩ですよね?」 冷たい口調で私は話す 奴らは私と話しながらケラケラと笑っている。 「そ-だけど?」 「一緒に遊びませんか?」 「ごめんなさい; 授業始まるからそろそろ失礼します…」 その後輩は私に顔を近づけ 「先輩、一時間付き合ってもらいますよ?」 ニャッと笑い私を抱き上げる 「ちょ、ちょっと降ろしてよ!!」 その後輩は私の言葉を気にせず、仲間が居る隅のほうに私をそっと降ろす… 二人の後輩が凛子の足と腕を押さえる 「や、やだッ!!やめてッ」 押さえ付けられてる恐怖と自分の運のなさといろんな感情が混ざりあって… 怖くなり泣き出す ガラの悪いやつの一人が 「先輩の泣き顔、そそります♪ もっと泣いてくださいよ?予鈴なってますから多分誰も来ませんよ?」 ニヤニヤしながら私をなめ回すように見る。
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