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凛子は真っ直ぐ松野の顔を見て話しだす。
私の気持ちをちゃんと話さないと…
「あのね、この間の告白の返事なんだけど私…」
「僕も凛子さんに一つ謝らないといけないことが…
先に凛子さんからどうぞ。」
私は深呼吸をしてから答える
「松野くん、ごめんなさい!!
私、好きな人がいるから松野くんとは付き合えません…」
松野くんがニコッと笑い
「いえ、僕も謝ります
ごめんなさい、僕が凛子さんに告白したのは…恵美さんに近づくためだったんです…
ごめんなさい」
と深々と頭を下げる松野くん
え!?
松野くんはめぐが好きってこと?!
めぐの顔を見るとめちゃくちゃ驚いた顔をしてた
「ですから、僕のことなんか気にせず好きな人に告白してくださいね?
あと、恵美さん?
僕本気ですから覚悟してくださいね?」
といい恵美を抱きしめる松野
「ちょ、ちょっと///
何すんのよ!!
離しなさいッ!!!」
と顔を真っ赤にして抵抗するめぐ
「可愛い人ですね」
クスリと笑い松野くんは、騒ぐめぐを連れてでていった
陵チャンと私の二人きり
また心臓が高鳴りはじめた
ドクン...ドクン
今の私にはとてもじゃないけどちゃんと陵チャンの顔を見ることができない…
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