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ずっと凛子とは小さい頃から一緒だった
小さくてくりくりした目、ふっくらした唇
物心ついた時から、俺は凛子が好きだった…
よくガキがする、好きな子ほどいじめるってやつ…
俺はずっと凛子をいじめてた
だから、当然凛子は俺の顔みたらいつも泣きそうな顔してた
自分でもガキだよなって思ったりもした…
でもこんなことでしか凛子にアピールできない自分にも腹立った
中学、高校となっていくうちにみるみる凛子は可愛くなって一緒にいるだけで、ドキドキするようになった
だからちょっと自分の気持ちに気付かれないように、凛子を赤くなるようなことやって、困らせたりした
本人自覚なしみたいだけど凛子はかなり人気がある
だから、変な虫がつかないように俺が側にいるようにしていた
念願の凛子の彼氏になれたわけだけど、多分俺は性格悪いからこれからも凛子が困るようなことたくさんしちゃうかもしれない
まぁ、凛子がどこまで俺に抵抗できるか楽しみだけどな
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