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ライラは、ダンテの元からバージルがいるであろう部屋を開けて中をキョロキョロと見渡していた。
目的の人物がいないのに首を傾げながら何処にバージルは、行ってしまったのか悩んでいた。
悩んでるライラの姿をバージルの剣である、閻魔刀が見つけ背後にソッと気配を消して近寄ってライラを抱き抱えた。
「チビスケ見つけ!」
『…ふぇ…閻魔刀…キラ…ユ…。』
いきなりのことに驚いたライラは、閻魔刀を見てグズリだして次第には、閻魔刀を嫌いっと言い泣き出してしまった。
泣き声を聞いて慌ててリベリオンが部屋へと入って来て閻魔刀からライラを奪い、優しく背中を撫でて落ち着かせてから閻魔刀を睨んだ。
「そんなに睨むなよ。」
「これが睨まずに要られるか!この一週間…ライラを何回泣かせれば、気が済む!!」
「泣かせるつもりじゃなかったんだんだ。」
「なら、何故泣いている!」
「……。」
「今後一切…ライラには、近寄るな。」
『ケンカ…やぁ…///』
「…ライラ。」
『ヒック…ケンカ……ヒック…めぇ///』
ひゃくり上げながらライラは、リベリオンと閻魔刀と言い涙をポロポロ流していた。
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