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私は、母に嘘をついた。
だって……自分の母が私のライバルだなんて信じたくなかった。
どうして、よりによって蓮二さんなの?
どうして……私、お母さんと同じ人を好きになっちゃったの?
この時の私は、ただ神様の悪戯だって思っていた。
本当の真実に気付きもしないで――。
3.【運命の悪戯】完
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