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なにがなんだかわからず辺りを見渡していると、いきなり体が下に物凄い力でひっぱられて沈む。
「ひゃあッッ!!!???」
あまりのことに目をギュッと閉じると、痛いくらいに体を突抜ける風が感じられて、ものすごい速度で落ちてることがわかる。
(くそっ……)
目を開けようにも、あまりの風の強さに目を開けられない。
‥……─────────
何分間そうしていただろう。
気がつけば風を感じなくなっていた。
それどころか、どっかベットで寝ているように感じる。
自分の上には、あたたかい布団らしきものの温かさを感じるのだ。
とりあえず、ゆっくり目を開く。
最初はぼんやりと、そして段々と視界が晴れていく。
(…………ん?)
なんでだろ…
目の前には見知らぬ人の顔が1、2、3…
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