嫉妬

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「どっ、どどどど、どうしたの!!?」 未来は顔を赤らめてビックリした顔で言った。 俺もつい顔を赤らめた。 でも、やっぱりイラついてたから仏頂面でいたら 「奏?怒ってるの?」 いきなりバレた。 「…別に…。」 「嘘!怒ってるじゃない!!」 「怒ってねーよ!」 俺は未来の髪をくしゃくしゃしにして、先に中に入った。 くすん 一瞬、未来の泣く音が聞こえた。
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