気持ち 信じてたのに

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俺達は下町に着いた。 山辺りから走って来たから二人とも息切れしている。 「えっとぉ…!ここが雑貨屋。そんでここがぁ…!」 未来は一生懸命説明している。 「そんでぇ…ここがぁ…健志の店…。」 またもや沈黙。 「入ろう…。」 俺がそう言って行こうとすると、未来が言った。 「怒ったりしない……??昨日みたいに…。約束して……??」 「あぁ…。」 正直びっくりした。ー 未来がこんなに真剣な顔したの……。 約束するしかなかった。 「その代わり……。あまり…健志に話しかけるなよ…??また…怒るかもしれないから…。」
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