思いでの品 そして……

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俺はあまりの悲しさと悔しさと、愛しさで胸がいっぱいなった。ー 泣きそうだったので思わず部屋を飛び出し、家を出ていった。ー 「!?奏!!!」 未来は手を掴んできた。ー 「……………………っ!!」 未来は何か言おうとしている。ー だが、何も言ってくれない。 俺はその手を無理矢理離して逃げた。ー 『嘘だろ………。 嘘だと言ってくれよ…………。なぁ、未来!!!!!』
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