ムツキノソウリュウ

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ふと、龍馬は薄く目を覚ました。 額の上に温い手拭いが乗っている。   見たことがあるようなないような天井。 此処はついこの間薩長が結んだばかりの薩摩屋敷ではないか、とうっすら思い出す。 『…あぁ、わしゃ確か…捕り方らに襲われたんじゃったな………』  
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