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薩長同盟の二日後、龍馬は寺田屋で用心棒の三好慎蔵とこれからの日本について語りあっていると、急に裸でびしょ濡れな寺田屋の養女お龍が急に襖を開けて姿を現した。
二人の顔が赤い。
―「捕り方がっ…!!」
お龍の一声でようやく捕り方の存在に気付き、龍馬はお龍を逃がし、三好と共に戦った。
その時運悪く右手を少々斬られ、S&Wのピストルを打っても反動で傷が痛み、逃げるしか他に策はなかった。
逃げて逃げて…龍馬はそこから覚えていないような気がした。
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