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この状況は一週間続いた。
由里は麻莉のグループに入り私とは少しも話さなくなった。
私は私で水泳部の友人のグループに入りいつか由里と仲直りできることを待っていた。
新しい週の月曜日になり、私はいつも通り教室に入った。
「おはようっ」
水泳部の友達に声をかける。
彼女達は一週間前の由里のように私の挨拶を無視するように去った。
どうしたのだろうと思いながらも自分の机に向かう。
私の机には落書きがされていた。
バカ。ブス。死ね。
そんな言葉が所々に書いてある。
私は急いでその言葉を消した。
クラスの女子達は私の様子をみてクスクス笑っていた…
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