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……何時間たったのだろう…
私は男たちに犯されてしまった…
縛られたまま何度も殴られながら屈辱的な行為を繰り返された。
涙はもう流れない。
体には血と白い液体がこびり付いていた。
なんでこんなことに…ずっと自分に問い続けた。
答えは出なかった。
ボロボロの体を引きずりながら私は家へ帰った。
幸い親は出かけていてバレることはなかった。
自分の部屋で放心していると電話がかかってきた。
「…もしもし」
私は気力のない声で電話にでた。
「あっ癒亜っ♪元気?」
その声は麻莉だった。彼女は優しく私に言葉をかけてくれた。
「なんか喋らなくなって気になってたんだよね~なつやすみどう?」
明るい声で話してくれる彼女に弱い私は話を切り出した。
「あのね…」
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