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「癒亜っ大丈夫か?」
部屋に閉じこもって三日目の朝。
さすがに心配したのか父親が部屋に入ってきた。
「お父さん…」
私の真っ赤に腫らした瞳と傷だらけの手首を見るなり父親はとても心配そうな表情で私に歩み寄った。
「なにか嫌なことがあったのか…」
優しい手つきで私に触れようとする。
そのとき私は犯されたときの男と父親をかさねてしまった。
「やぁっ」
強く父親の手を跳ね返した。
「癒亜…?」
信じられないという表情で父親は私をみた。
「あ…ごめ……っ!」
私が謝ろうとしたときいきなり父親にベッドの上に押し倒された。
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