時を止めた少女

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夏休みも残り5日となった日。 今日はオフ会がある日だ。 期待と不安が私の中を流れていく… 夏だけど所々に傷のある私は長袖長ズボンで体を隠していた。 待ち合わせ場所はとなり町にあるクレープ屋の前だ。 そこのクレープの味はとても美味しいと評判らしい。 私が着いたときにはまだ誰もきていなかった。 『よかった…』 人との接し方がわからなくなっている私はほっとした。 とりあえずベンチに座ろうと歩き出すと後ろから肩を叩かれる 『え?』 むに。 振り返った瞬間ほっぺに指が刺さった。
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