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『優って私と同じ位だって思ってた!』
優にあえた嬉しさから私は興奮していつも出さないような明るい大きな声で話していた。
『そんなにこどもっぽいかなぁ』
私の言葉に苦笑いをしながら彼女は私の手を握ると歩きだした。
『え?まだみんな来て無…』
彼女の行動にあたふたしながら体は一歩一歩前に進んでいく。
『みんなあっちにいるからさ。もう集まったみたいだし』
優は私の手を繋いでないもう一つの手を大きな木の下で話している人たちに向かって大きく振った
『お~!きたきたっ』
大きな鞄をもったスポーツマンのような男の人が優の行動に気づき手を振りかえしてくる
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