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「私、三月麻莉っていうの。2人仲がいいんだねっよろしく」
私たちよりも身長が低くて同じ年に見えないような幼い顔をしている女の子は笑顔でそう言ってくれた。
「私、久瀬由里。こっちは如月癒亜っ。こちらこそよろしく」
由里が私の分も自己紹介をしてくれて2人は手を結んだ。
「如月さんもよろしくね」
由里の手が離れると麻莉ちゃんは私にも手を差し伸べてくれた。
「あ…ぅんっ仲良くしてね!」
少し驚きながらも私は麻莉ちゃんの手を握った。
高校に入ってすぐ仲良くなそうな子が出来て幸せだと思った。
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