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「あのさ。由里ってさ、なんか暗くて私好きじゃないんだよね」
麻莉は笑顔のまま由里のことが嫌いだと私に言った。
「…由里は明るくて楽しい子だよ?」
麻莉の言葉に私は反論した由里は暗い子なんかじゃない。
「でも私あの子気があわないんだ~。癒亜のことは好きだよっだから明日から2人で話そう?」
「え…」
麻莉の言葉に私は戸惑った。だけど私は由里と話さなくなるのが嫌だった。
「ごめんね。私は由里が好きだから3人で仲良くしようよ」
麻莉に手を合わせ謝り私はその場を去った。
明日からも3人仲良くできると思いながら部活に向かった。
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