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ひとつの季節が終わる頃
思い浮かぶあの日を
忘れたくない
ポニーテールの
リボンをほどき
恋の終わり告げる君
風になびく君の髪
忘れる事はできない
夢を信じて
見つめていた あの頃
浜辺にひとり残され
さざ波に揺られ
過去の風に吹かれながら
通りすぎた恋を語ろう
夕日に照らされながら
赤く色づいた悲しいシルエット
言い訳だけを残して
遠ざかる君
風あたる頬に
いつしか涙がきらめいた
君の髪が短くなって
もう僕の想いは届かない
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