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冬は嫌いだ
孤独感に襲われる…
雪みたいに溶けるようにいつの間にか居なくなるんじゃねぇか…って不安になる
ぼぉっとしながら降る雪を窓から見つめてたら後ろからアイツが頭撫でてくれて……
玲『…何泣いてんだべ』
玲汰に言われて初めて自分が泣いてる事に気付いた……
流「俺……雪…嫌い」
それだけ言い玲汰に抱き着いてまた泣いた
この温もりがなくなるんじゃないかって…不安で不安で
玲『俺は…好きだべ……寒いと流鬼と手繋げたりこうやって抱き着いてられるからな』
って言ってまた頭撫でて…
俺が泣き止むまで抱き締めててくれた
流「ずっと……居て…くれる??」
流「雪みたいに溶けて……居なくなった『しねぇよ』
玲『ずっと流鬼と居るべだから…不安になったりしたら言えよ。独りで抱え込んでねぇで』
流「玲………汰…」
玲『な??』
流「ごめっ……」
コイツは分かってたんだ…俺が独りで抱え込んでんの
何も分かってなかったのは俺だったんだ
心配してる恋人がいたのに気付かねぇで…独りで背負って……
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