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流鬼Side
あぁー……腹立つ
歌詞が思いつかねぇ…
さっきから机に体預けて溜め息ばっか
葵『……進まんの??』
心配そうな顔で覗き込んできて撫でてくる大好きなコイツにも今は腹立つ
流「ん…」
顔を見るのすら嫌で反対側を向く
葵『あんま無理せんでゆっくり考えや??』
……何コイツ
流「時間ねぇから焦って書けねぇんだよ!!!!!葵さん達はいいよな…歌詞書かなくてすむもんな??」
腹立って立ち上がり思わず怒鳴って八つ当たりしちまった…
葵『人が心配したんに何なんその言い方??俺達やてスコア修正したり時間なくて焦る時やてあるわ』
流「気持ちわかんならあんな事言うなよ!!!ほっとけばいいだろ!!!」
葵『ほな…もう話掛けんわ。無理して辛くなっても独りでやりや??』
そう言って葵さんは楽屋から出てった
周りは俺達の言い合いに驚き戒君は「謝ってきなよ??」なんて言ってたけど……無神経な葵さんは許せなくて謝る気すらしなかった
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