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葵Side
今の流鬼には何言うても無理やろうから離れた
最近は特に無理してちょっと痩せてきとったから心配したんにな……
屋上で独り煙草を吸いながら考えとったら後ろから
麗「派手にケンカしたね~」
なんてのんびり言いながらニッコリ笑い隣にきた麗
葵『知らんわ…ケンカするつもなんてなかったし……』
煙を吐きながらさっきの事を思い返し俯き
麗「まぁ…でも葵ちゃんの言い方にも問題があったんじゃない??」
と相変わらずニッコリしながら俺の方を見て首を傾ける
そりゃ…時間ないん分かってたけど………
思い返し考えていると
麗「葵ちゃんのが大人なんだから葵ちゃんから行動したら??」
葵『でも…さっき話さんって決めたし』
ちょっと頬を膨らましそっぽ向き
麗「でもさ…離れたら余計流鬼の事心配になるんじゃないの??」
なんや麗に見透かされてちょっと情けなってくるわ……
葵『なぁ…そんなに俺態度に出とる??』
苦笑いしつつ麗を見ると…
思いっきりニッコリ笑いながら
「流鬼以外分かるくらいモロv」
そうやったんか…汗
麗「いつも目線は流鬼だし??流鬼がなんかあった時とかすぐ近寄るし??」
あぁ……麗の笑顔が怖いわぁ…汗
なんや…'ウザい'って言われてる様な感覚や……苦笑
麗「流鬼があれ以上不機嫌になったら面倒だから早く仲直りしてね??」
そんな怖いくらいの笑顔で言われたら拒否なんか出来んわ…汗
葵『ほな……仲直りしてくる…』
重い足を無理矢理動かし楽屋へと向かった…
後ろから「頑張ってね~」とか呑気な声が聞こえた
アイツ…絶対鬼や泣
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