思い出。

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あと祖父は大の酒好きだった。とくに焼酎。酒を飲むと祖父は人がかわったようになっていた。 飲みすぎの祖父に、祖母が注意すると、手をあげることもあった。 しかし祖母も負けずと反撃するので、結構ヒドイ喧嘩のときは、二人の額から血が流れることもあった。 しかし次の日にはすべてを忘れて普通に接する祖父と、なにもいわない祖母がいた。 そんな二人を私は大好きだった。
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