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重く感じる部屋の扉を開け、階段を駆け降りる。 人の気配のないリビング… そんな事を気にするそぶりも見せずに、冷蔵庫から牛乳を取り出しコップに注ぐ、そしてそれを一気に流し込んだ。 私のいつもの朝食だ。 牛乳を元の場所に戻し、冷蔵庫を思い切り閉める。 リビングにはバタンという音がだけが響いた… それから洗面所に向かい、朝の目覚めの悪さを洗い流す様に、冷水で顔を念入りに洗った…… そして歯を磨き、少しだけ髪型を整え、階段を駆け上がり部屋に戻った。 .
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