序章

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*奥州* =相楽城= 「政宗、覚悟!」 「…何!?」 グアァ!! 叫び声と共に血しぶきがあがる。 「ったく。油断したらダメだろ、政宗」 「フゥッ。危ないところだった。でも、さすが紅煉衆現首領。お前に勝てるやつなんていないな」 「オイオイ、茶化すなよ」 この会話をしている2人。 1人は歴史に名を刻んだ独眼竜、伊達政宗。 そしてもう1人は、決して表の歴史にはのることはない、伊達一族を裏で支え続けた忍、清水紗助。 この2人の存在が戦いがひしめきあう、この戦国時代に新たな風を巻き起こす。
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