Prologue
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「はぁはぁ…」 空からは雪が降り凍てつくような寒さの中、男は息を切らせ倉庫の中のコンテナにもたれていた。 どうやら誰かに追われているらしく、しきりに辺りを見回している。 「流石にここまで来れば逃げ切れ…」 男は安心しゆっくりと歩き始める。 「誰がお前を逃がしてやると言ったのかな?」 「!!」 男は声が聞こえたコンテナの上の方を向く。 そこには銀色の髪をした青年が銃を突きつけていた。
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