Prologue

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(やばいな) 青年は頭の中でそんなことを考えながら地面に血が落ちないように注意しながら物陰を移動していく。 だが想像以上の出血量にうまく動く事ができていない。 (このままだと見つかるのも時間の問題だな) 最初にいたのとは違う物陰の後ろに隠れてあたりを見渡す。 すると三時の方向に光るものが見え慌てて動いた。 間髪を入れずに銃声がなり響く。 青年が振り向くと自分の頭部があったところが蜂の巣になっていた。
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