Nice to meet you

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「で、あんた、名前はなんていうんだ」 青年はぶっきらぼうに聞く。 すると少女は俯いて黙ってしまう。 「もしかして家出か!」 少女は青年の強い声に驚き顔を上げる。 「だったらさっさと……」 青年が続きを言おうとすると部屋のドアが勢い良く開けられ、黒い髪の青年が中に入ってきた。 「よう、シド。あの女の子は気がついたか」 黒髪の青年は銀髪の青年シドに話しながら少女が起きているのを確認する。
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