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「だって…イブにどうしても逢いたいの!少しでもいいから逢いたいんだよ!」
自分でもわがままなのはわかってるのに、私はどうしても引き下がれなかった。
「悪いけど…何回言われても答はNOだ!週に2回は必ず時間作って逢ってるし、別にクリスマスイブにこだわらなくてもいいだろ?頼むからわかってくれよ!」
勝也はうんざりした様子でそう言った。私も泣いてる自分がなんだか馬鹿らしくなってきて、勝也には小声でわかったと告げてその日はいつもより早めに別れた。
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