突然の呼び出し

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息を切らせてコンビニまでダッシュした。母親は出掛けに「こんな時間から何処行くの!」と文句を言っていたが、無視してすぐに玄関を出た。     必死に走って五分ほどでコンビニに付くと、勝也は車を降りてタバコを吹かしていた。   「よう!」   勝也は私に気がつくと、軽く笑いながら手をあげた。   「急にどうしたの?びっくりして慌てて出て来たよ」   私はまだ息が調わないまま言った。  
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