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「ねぇ…少しぐらい駄目なの？ほんの少しでいいから逢いたいよ！」
私は必死で食い下がった。でも勝也は決して頷いてはくれなかった。
「クリスマスイブには逢えないよ。嫁ともう約束しちゃったんだ。25日になら逢えると思うから、その時ご飯食べ行こうよ！」
「25日なんて嫌だ！奥さんとは仲悪いんじゃなかったの？イブに一時間でいいから逢いたいの！」
「雪乃いい加減にしろって！今までそんなわがまま言わなかったのに、急にどうしたんだ？」
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