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母は私が義父に暴力を受けていてもかばってはくれない。
かばうと余計に義父が激昂して暴力がひどくなるからだったのだろう。
ひたすら嵐のすぎるのを待つしかない。
パチンコで負けたり、仕事で嫌な事があったり、ストレス解消のように暴力を奮うのだ。
いきなり理不尽な事で説教が始まったりする。
「なんだこの日記は!友達と遊んだとか男の子のこととかばっかりじゃないか!」
私の日記帳を手に持って怒鳴り始めた事があった。
勝手に日記を読まれた!
ショックと恥ずかしさで茫然としている私に
「こんなの書く暇があったら勉強しろ!」
そして平手打ち、日記はびりびりに破かれた。
わんわん泣いたがそれが気に入らないのか蹴りが始まった。
体をまるめて義父の気が済むのを待って耐えるしかない。
逃げたら髪の毛をつかんで引きずり回される。
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