クラスメイト

8/10
前へ
/56ページ
次へ
しばらくすると隣の クラスからゾロゾロと みんな帰ってきた その中からひとり俺に 近づいてきた 『野口 香織』 俺の幼なじみだ 「大地、さっきの見た?」 香織は少し涙ぐんでいた 「あぁ見たよ」 「アタシ死にたくないよぉ」 わかってる、俺も同じだ 「大丈夫、どうにかなるさ」 気休めだったがこれしか 言葉が見当たらなかった シロの数字を見て近寄って きた奴がもうひとり 『金村 正雄』 通称マサ・・・ 「シロ、お前勝ったのか?」 「あぁ」 このサバイバルレースは 勝ち続けないと死んでしまう 過酷なレース 今のところ解決策は 全く見つかってなかった
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加