3日目-赤鬼-

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僕は疲れていたのか 居間でそのまま寝てしまっていた 母親が気をつかって 布団をそっとかけてくれていた よほどこたえていたのか 夢の中でも俺はうなされていた 「おい大地!起きろ!」 父親が俺を揺らした 俺は怖い夢から目が覚めた 時間を見ると朝6:30 なんだよ起きるの早いよ 父親の額には6の数字・・・ やっぱり現実なんだよな 「おはよ、何かあった?」 「総理が会見をまた やってるぞ」 「嘘?マジで?」 俺は眠気が一気に覚めた 母親も既に起きてテレビを 見ていた
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