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「お父さん、信じてんの?」
俺が笑いながら言うと
「ひ、額・・・」
と母親の額を指さした
母親を見るとそこには
10と書かれていた・・・
え?!まさか本気かよ?
よく見ると父親にも・・・
俺はすぐ鏡を取り自分の額を
確認した
10・・・いつの間にか書かれていた
俺はテレビの音量を上げた
「この数字は明日になれば
9に変わります
毎日ひとつづつ減り
そして0になった時・・・
死にます」
さっきの赤い空に額の数字
信じたくはないが
全て現実だった
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