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俺は耳を手で押さえた
俺には何も聞こえな~い
華夜「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
俺は聞こえないように叫んだ
「華夜様…」
ガシッ
変な人?は俺の両手を掴んで耳から離した
華夜「ちょっw変な人?触るなやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「華夜様、そんなに叫んだら綺麗な声が枯れてしまいます。」
え?
今何て言った?
綺麗な声?
音痴な俺の声が綺麗だって?
華夜「貴様何奴っ!」
「私は鴉天狗、正宗と申します。貴方様を守りに此処へ来ました。」
その変な人?は鴉天狗の正宗と言うらひい
ん?待てよ。
今何て……
華夜「は?ちょっ、ふざけんじゃねよ。」
正宗「ふざけてません。本当です。」
華夜「タンマタンマ。今何て言ったお前」
正宗「私は鴉天狗。貴方様を守りに此処へ来ました。…と」
やっぱりこれは夢だ
華夜「てか、手離せコノヤロウ」
正宗「あ、すみません。」
パッと手を離す
俺は掴まれた腕を擦る
てか、なんで俺を守るんだ?
コイツ意味分かんねぇ
頭イカれてるのか?
俺は警戒しながら正宗と言う男を見る
正宗「…信じてもらえませんか?」
華夜「誰が変人を信じるかっ」
正宗「……分かりました。私が鴉天狗という証拠をお見せします。」
そう言って少し離れる
そして俺は信じられない光景を見た
黒い翼
正宗「信じてもらえましたか?華夜様」
俺は目を見開いた
そして俺はあまりの光景に気絶してしまった
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