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しかし、そんな生傷の絶えない、手のかかる私を母はいつも笑って見ていた。
母「友達がたくさん居るのはいい事。学校や勉強よりもたくさんの友達と遊べばいいの!大きくなったら友達はもっと大事なものになるから…」
そう言いながら傷の手当てをしてくれた。
その母の優しい笑顔が、私は大好きだった。
…お母さん…
何故、時間は進むのですか?
何故、止まってくれないのですか…?
あの日が来なければ、私はこの頃のままの私でいられたのかな…?
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