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平和な商店街、その日孝夫はいつものように朝5時に起床した。
「ん~今日も爽やかな朝だなぁ。よし、散歩行くか!」
そういうと孝夫はまずは妻の幸子を起こしに行った。
「おい、起きろよ幸子。」「…ん、あ、おはよう、あなた。」
「ちょっと散歩行ってくるわ。その間に朝飯でも作っててくれ。」
「分かったわ。今日の味噌汁、豆腐がいい?なめこがいい?」
「まかせるよ。」
「はーい」
こんな会話を済ませると、孝夫は家を出た。
家を出た直後、隣の魚屋、坂田家から明らか怪しすぎる奴が出てきて、遠くへ走り去ってしまった。
「何だ、あれ…?何か嫌な予感がするな…。」
そう思った孝夫は坂田家へと足を踏み入れた…。
「おはようございま~す。坂田さ~ん?」
さらに奥まで…
「坂田さ~ん?さか…」
そこで孝夫が見たものは、畳に倒れている魚屋の主人の姿だった。
「坂田さん、坂田さん!」
しかし、反応を示さない。
「い…息してない○★§℃¥$¢££%#*☆☆§§!!!きゅ、救急車だ!救急車~!!」
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