第2章 テスト→睡眠不足

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ピピッピピッピピッ やけに五月蝿い電子音 携帯のアラームが部屋に響いた。 窓からは朝日が差し込んでいる。この明るさからすると今日も晴れだ。 「んーーまぶし~」 レノアスは携帯を止めて大きな伸びをした。 (目開かないよー寝不足だな。) 「つか部屋汚いな……帰ったら掃除しないと」 ここには両親も兄弟もいない。レノアスは1人暮しだ。 (今日は早めに学校行って勉強するか) レノアスはまだ睡眠を求める体に気合いを入れてベッドを抜け出した。 (まぁ、今日も飯はコンビニでいいや) 手短に身支度をすませるとGFSの制服を着て、白剣ではなく学校用の剣を持った。 「さてと、いってきふぁーす」 レノアスはあくびをしながら部屋を出発する。 …が、すぐに戻ってきた (鍵かけんの忘れた) 1人暮しはけっこうめんどくさかったりする。
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