第2章 テスト→睡眠不足

13/24
前へ
/546ページ
次へ
レノアスは朝から何がしたいのか、かごにおにぎり全種類を二個ずつと紅茶を入れてレジに並んだ。 「ねえ、これ前に比べて確実に量増えてるよね? もう育ち盛りで許されないよ?」 仰る通り、さすがに店員さんも呆れたように苦笑いだ。 「昨日の夜から食べてないんだよー」 レノアスは本当に休みなしで勉強していたようだ。 睡眠以前に食事を摂らないと頭が回らないのではないだろうか 「あーそーなの?じゃあこのぐらい……ってんなわけあるかぁ!」 ノリツッコミだ 「まぁまぁ、気にしないで」 レノアスは颯爽とコンビニをあとにした コンビニを出てすぐにあるやけに急斜面の坂。 (なんなんだよこの坂~GFSの敵だな) レノアスはあと3年この坂と戦い続ける予定だ…… そして、秋なのにいい具合に身体が暖まった状態で教室についた。 が、今日は先に誰かいるようだ。
/546ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14893人が本棚に入れています
本棚に追加