透明人間

27/96
前へ
/96ページ
次へ
『お兄ちゃんが欲しモノを、あげただけだよ…』 女の子は、そう答えると 何処かへと消えていった 『僕が欲しい物?』 確かにあの時は欲しいと言ったが…まさか消えるなんて...誰が想像できるだろうか……… 『あの女の子は‘何者’なんだ?』 僕は不安だったが、そんな事はどうでも良い。 ‘消える’と言う事実は間違いないようだから…
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

454人が本棚に入れています
本棚に追加