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〈聞くと、オレは飛び降り自殺を図った少女の巻き添えになって死んだのだという。
そして、この男の子は、こっちの世界では いわゆる『死神』ってヤツらしい。〉
広太はおおまかに理解した。
「って ↑ そんなわけあるかっ!!💢」
もちろん広太は信用しない。
「そう言われても…。」
死神は困った表情で言った。
「そんな話簡単に信用できるわけないだろ!」
広太が声を荒げて言うと、死神は(それもそうだな)とでも思ったのか、少し考える素振りを見せて
「仕方ないですね…じゃあ見に行きますか。」
と言って、広太が「は?」と口をはさむ間も無く一瞬でその場から移動してみせた。
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