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「あの…こんなのはどうでしょう? 私の身体を使ったら?」
「は?身体?言ってる意味がわかんないんだけど。身体なんてどこにあんの?」
美咲の姿は少し透けていて、広太から見ると、自分と同じユウレイのように映っていた。
「病院です。」
「病院!?」
広太はまだ意味がわからない。
すると死神が言った。
「あー…美咲さんはユウレイではないんですよ。 仮死状態ってヤツで…、まぁ、生霊みたいなもんですね。」
「生霊!?生きてんの!?」
「ハイ。」
「え!!?」
広太は自分だけが死んだことにショックを受けたが、とにかく
「ってか 出来んの!?そんなこと!」
と聞いた。
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