172人が本棚に入れています
本棚に追加
皆さんは、「百物語」というのをご存知でしょうか?
私が知っている「百物語」というのは、夏の蒸し暑い寝苦しい夜などに、数人の友達を集めて、お互いにいろいろな怪談話しや、恐ろしい体験談などをすること。
つまり、ホラー・テリング・パーティーのこと・・・と、理解しています。
でも、一晩に百の怖い話しをすると、ちょうど百番目の話しが終わった時、本当に恐ろしい事が起こってしまうという言い伝えが有ります。
だから、百物語とは言っても、普通は九九までで止めておくというのが、暗黙の決まり事なのだそうです。
知っていましたか?
実は、このお話しは、その決まりごとを破って、百番目の話をした若者達に起こった本当に恐ろしい話しなのです。
冗談半分、ふざけ合って始めた「百物語」が、最後に、ちょうど百番目の話しをした時起こった、本当に恐ろしい話しなのです。
そんな恐ろしい「百物語」の結末を、これから皆さんにお話ししましょう。
本当に恐ろしい話しですから、怖がりの人や、気の弱い人は、この話しを夜中にひとりで読んだりしてはいけませんよ。
トイレに行けなくなっても、責任もてませんからね。
最初のコメントを投稿しよう!