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「そんな事じゃないよ!私、女の子だよ?」
「何言ってんの!誰もあんたの事なんて気にしないから!」
「そういう―…」
「とにかく!もう来ちゃったんだから文句言わないの!」
「そんな―…」
美蓮は、唇を噛み締めた。
そんな勝手な事―…
納得出来ない!
美蓮は、勢い良く部屋を出て行った。
玄関に行くと、さっきの男の子三人が立っていた。
「話し終わった?」
優しそうな男の子が話し掛けて来た。
「はい―…」
するとクスッと笑った。
「同じ歳なんだから敬語じゃなくていいよ」
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