少女と少年

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ドォンッ! 「きゃあっ」「うわっ」 横から誰かに突進され、そのまま帽子屋は地面に倒れ上からぶつかってきた人がのしかかってきた。 「ぐはっ…!!」 仰向けに倒れた帽子屋の胸中に飛び込んできたのは、やけに小柄な人物だった。 ふわっと、軽く甘い香りがしたので女だと思う。 帽子屋は流石に苦しかったので乗っかっている少女を押し退けた。 「重い、どけよ」
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