悲劇の小屋
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「取り敢えず、お前の部屋に案内するから来いよ」 「ありがとうっ」 今までの笑顔でアリスは帽子屋に御礼を言う。帽子屋は小さく頬を掻き、「行くぞ」と短く言い暗闇へ消えていった。 後からアリスも付いていく。 『上手く事が運んだにゃ』 『さぁさぁ』 『惨劇の始まりだよ』 『聞いてるかい…?』 『…――白ウサギ』
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